コンポタ用語集01「ファットボーイズ現象」
こんにちは。主宰の石川です。
というわけで始まりました、新コーナーコンポタ用語集。
第1回目はこちら。「ファットボーイズ現象」です。
なんのことやらわからないと思いますが、意味は端的に言うと
「稽古やゲネで身内に受けたアドリブに限って、本番ではびっくりするくらいスベる」
という感じです。
今回の公演でもやった演目『8bit』ですが、実はあれはコンポタの処女作。
「2次元を3次元で表現する」というコンポタ初期のスピリットを愚直に反映し、
某ゲームの世界を再現。その結果舞台上を散らかし倒すあの演目です。
初演は筑波大学内のパフォーマンスのお祭り、「たまご」にてやりました。
その僕らの一つ前の団体こそ、かのファットボーイズさんだったです。
ファットボーイズさんは、バスケットボール演舞と
縄跳び演舞を組み合わせた2人組のユニット。
華麗なパフォーマンスに、会場は多いに沸いていました。
リハーサルでそれを見た僕と喜多村さんは、どちらともなく切り出しました。
「あれアドリブで入れようよ」と。
当時からコンポタはアドリブ過多の団体だったのです。
アドリブとは正確には即興という意味なので、打ち合わせをしている時点で
違うだろうとおっしゃる方も多いかもしれませんね。
しかし、コンポタにおけるアドリブとは、
実は「アドレナリンドライブ」の略です。
すなわち脚本の趣旨とは関係ない思いつきをぶつけ、
当たるかどうか試して行くという危険な賭けの連続なのです。
歯車が狂えば大惨事。傷だらけなのです。
だいたい本番の台詞のうちの3〜4割は、脚本には載ってません。
稽古で各々勝手にアドリブをぶつけ合い、
それが演出に特に咎められなかったらそのまま残ります。
まぁ身内の受けが悪いと、心折られて淘汰されて行きますが。
話しが逸れましたね。まぁそういうわけで、
我々はファットボーイズさんをもじった小ネタを本番でぶつけたのです。
僕が「ファットボーイズのように!」と叫び、
喜多村さんが縄跳びのマイムをする、という他愛のない物ですが、
本番前の最終確認では身内に大受けしまして。イケると思っていたんです。
しかし!あとで知ったのですが、恐ろしいことに、
お客さん側には演目名のアナウンスだけで
団体名は伝わっていなかったのです!
だから僕が「ファットボーイズのように!」とか叫んでも何のことかわからないし、
ましてや喜多村さんの縄跳びマイムは、
縄が無いからパッと見もう何をやってるのかよくわかりません!
結果は惨敗でした。
温かいお客さんだったので、演目自体は大爆笑だったんです。
それはもう、寄せては返す笑いの波。
コンポタ史上、最もウケたのではないかというくらい。しかし終盤!
「ファットボーイズのように!」と僕が叫び、喜多村さんがマイムをしたとたん!
もうシーンですよ!!びっくりしましたよ!
あれこそが俗にいう「笑いのエアーポケット」なのでしょうか。
映像にも残っています。後から見ましたが、そこだけ音声が飛んでるのかと思うほどでした。
それ以来、同じように稽古で身内に受けたアドリブが本番で滑ると、
我々はそれを「ファットボーイズ現象だ!」と呼び、自らを戒めてきたのです。
我々のような集団において、ファットボーイズ現象はいわば宿命。永遠のテーマです。
最近では、本番の前に外部の初見の人に見てもらい、意見を聞くようにしています。
つっても、結局やっちゃうんですけどね。
ちなみに今回の公演で「ファットボーイズのように!」にあたるアドリブは、
「兄さん!マリオカートで!」です。見た人でもよくわからないと思いますが。
ずいぶん長くなってしまいました。
いかがでしたでしょうか、コンポタ用語集。
書いててなんかすごく疲れました。
もしかしたらこのコーナー、 誰にも求められていないかもしれませんね。
まぁとにかく、今回はこんなかんじでしたー。
TITLE: 無題
長文お疲れ様です。
始まりましたねコンポタ用語集。
第一弾はやはりコレでしたか。
コンポタといえばファットボーイズ現象、
というくらい身内にはおなじみですね。
改めて解説されると、当時の記憶が思い出されてきます。
そういえばぼくはプロジェクターのレンズの蓋を開け閉めする係でした。
そして正式なコンポタメンバーでもありませんでした。
あの頃から、コンポタは周りを巻き込むのが大好きな集団だったんですね。
うん、いろいろ思い出されてきていい感じですね、コンポタ用語集。
コンポタ用語の裏にコンポタの歴史あり、といった感じで。
第二弾も楽しみにしています。
TITLE: Re: 無題
始まりましたよー。
初演の8bitは、ルイーヂも敵キャラも全部
僕が一人でやってましたからね。いま思うと無茶です。
そりゃファットボーイズ現象も起きてしまいます。
しかし、ペス君の会議報告の記事でもありましたが、
図らずも今年のテーマは「巣立ち」。
巻き込まれたいと思ってくれる人たちだけを
巻き込んで行く、そんな周りを幸せにする集団に
なりたいものです。
TITLE: 無題
読んでいて 8bitを初めて観たときの衝撃から
先日の公演まで いろいろフラッシュバックして
パソコン画面前でひとりにやにやするあやしい女となりました
どうも田中です。
コンポタ用語集 大好きです。
あ その前に コンポタさん自体 大好きです。
メンバーの皆さんも大好きです。
あ 言いすぎたでしょうか。
でも本当。
そして
遠慮なしで がんがん巻き込んでくださいー
巻き込まれると 幸せになりますー
TITLE: 追伸;
あ ちなみに やっとパソコンを新しく買ったので
これで以前より素敵にポッドキャストにアクセスできそうです。
ので、右寺くんだけではなくなる予定です。
これからも楽しみにしていますー