コンポタ用語集02「イイジョの二の舞」
こんにちは。主宰の石川です。
4月になりましたねー。
少しずつ暖かくなってきて。桜も咲いてきて。
なんだかわけもなくわくわくします。
皆さんいかがお過ごしですか?
コンポタ用語集第2回は、「イイジョの二の舞」です。
意味は簡単に言うと、「我々が繰り返す初対面の過ち」という感じでしょうか。
今回の公演でも、イイジョの二の舞は起きてしまいました。
最終日、撤収も終わり、新宿のスリランカカレーの店で
みんなで晩ご飯を食べていた時です。
最終公演を見にきてくれた女性のお客さんのグループが、
偶然同じお店に居合わせていて、
帰り際我々に話しかけてきてくれたのです!
さらに、「あそこのあれはアドリブなんですか?」と、質問まで!
普通に答えればいいのです。何も慌てることはないのです。
しかし我々コンポタは、生粋のシャイボーイズの集まり。
お酒を飲んでいたこともあったんでしょう。
要領を得ない説明を並べたあげく、最終的には
「簡単ですよ!今度一緒にやります?」とのたまう始末!
お客さんは苦笑いを浮かべながらお帰りになられました。
それを見送った後はもう反省会ですよ。
またはしゃいじゃったね。空回りしちゃったね。
そして喜多村さんが言いました。
「これじゃまたイイジョの二の舞じゃんか!」と。
イイジョ。それは長野県の某女子大の略称です。
コンポタ結成以前。我々はまだ筑波大学人形劇団ノイとして
毎年、飯田人形劇フェスタに参加していました。
今はもう無いのですが、2004年当時は
学生連続公演というシステムがありました。
全国の大学人形劇団が集り、それぞれの演目を講師の方に見せ、
だめ出しをもらい、その後公演を行なうというものです。
普段つくばでひっそりと活動している我々にとって、
他団体さんとの交流はあまりありません。
困ってしまうのは打ち上げです。
その年は、広い部屋の床の上で緩やかな車座を作って行われました。
団体ごとに固まっているゾーンがあり、
他の団体の人間は、そこへ「おつかれさまでした!」などと言いながら、
当たり前のように攻めて行くのです。
しかし、我々は生粋のシャイボーイズの集まり。
話したいけど話しかけれない。
特に今時の女子大生の集団・イイジョはハードルが高すぎる。
そのとき、我々が取った作戦は何だと思いますか?
なんと!「イイジョさんの車座のスキマにそっと半円を作り、
勝手にオリジナルのゲームをはじめ、端から順々につなげて行き、
その流れで端にいるイイジョに無茶ぶりする」というものです!
今考えると馬鹿だなぁと思いますが、悪ノリしていたんですかね。
思いついた我々は嬉々として作戦を実行しました。
さりげなくイイジョさんのスキマを補完し、
あたかもそれが当たり前かのようにゲームを始めました。
そして何回か途中までまわして、場をならした頃。
今だ!我々は決断し、端からイイジョへの無茶ぶりを決行しました。
端は誰だったんだろう。僕だったか喜多村さんだったか。
イイジョとの間、数センチだけど決して超えられない見えない壁。
その壁をまさにぶち破ろうとしたのです!
しかし、その瞬間!
何も知らない我々の先輩の女性が、「なにやってるのー?」と、
我々の方に体を向けながら、我々とイイジョの間の数センチに入って
実に明るくさわやかにその流れを断ち切ったのです!
まさかの奇跡によって閉じられた世界。
極度の緊張から解放された我々は、もう大はしゃぎです!
「何してるんすかもうちょっとだったのにー!」などと、
結局身内で盛り上がってしまいました。
「普通に話しかければいいのに・・」というイイジョさんの声が、
後ろから聞こえたような気がしました。
5年経った今でも、イイジョの二の舞を相変わらず繰り返す我々。
何て進歩が無いのでしょう。
たまごの打ち上げも5年目の今年でやっと行けたし。
いやでも、そろそろ変わらなければ!
これからは外へ開いていきます。ね、喜多村さん。
というわけで今日はこの辺で。
TITLE: 無題
いやー、自分はあの瞬間(トキ)を味わうためだけに
コンポタやってるようなもんですよ。
あの瞬間(トキ)のためだけに。
TITLE: 無題
どうでもいいうえ話が違うのですが
イイジョって響き 妖怪を連想しました。
華麗に舞う妖怪 イイジョ
TITLE: Re: 無題
アオイさんどうもです。
アオイさんや石山さんは、
イイジョの二の舞を乗り越えて来てくれた
僕らにとって希有な存在です。
またよろしくおねがいしますー。
TITLE: 無題
1ファットボーイズ現象
2イイジョの二の舞
3……
早くもネタ切れの予感。次回に期待です。