ひらめき君 2/5

石川カズキ (2009年9月27日 11:52) | コメント(0)
石川です。
以下、ひらめき君の第2話です。

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「ヒ、ヒラメキッシュ先輩!?」

驚きのあまりイスから飛び上がった少年に、先輩は優しく問いかけました。

「おいおい少年。図書館じゃ静かにしなくてはいけないだろう?」

はっと気づくと、周りの天使達は怪訝な顔でこちらを見ていました。

「さ、さーせん(すいません)」

東南西北に一礼をし、少年は心を落ち着けました。
・・しかしなぜ、ヒラメキッシュ先輩がこんなところに?
仏教界へ交換留学しているはずでは。

「あいつらの死生観にはほとほと疲れたよ・・
 隙あらば転生しようとしやがるし?」

間違いない。ヒラメキッシュ先輩だ。少年は確信した。
美しい立ち振る舞いと身のこなし。
そして周りのひらめきを促すために必ず語尾で問いかけてくる、
ややうっとうしいその口調。

「いや、自分困ってるんすよ先輩。醤油をひらめかせるなんて無理すよ!」

「ちょっと落ち着いた方がいいじゃないか。昔から言うだろう。
 困難は分割せよ、って?」

「はぁ。困難を分割・・そうか、なるほど!
 順序だてて考えろ、ってことですね!
 なぜそうなるのか?という疑問に答える形で
 問いをどんどん分解して行き、ロジックツリーを形成。
 その末端からひとつひとつ解決していく。
 その流れを人間達に気づかせるためどうパッケージするかが
 天使の腕の見せ所!ってことですよね!」

「・・・どうだろうね?」

少年はちょっとイラッとしました。

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以上です。次は池田君です。よろしくー。


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