連続リレー小説『ひらめき君』 3/5
(2009年9月30日 21:41)
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池田ぴったりです。
ひらめき君第3回、真ん中、ターニングポイントです。
ターン、できてるかな?
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「それじゃあそろそろ行こうかな?
これからワールドヒラメキングの取材があるからね?」
ヒラメキッシュ先輩がしゅっと席を立ちました。
「ひらめき出版界の週ジャン、ワールドヒラメキング!
先輩、っげーす!(すごいです)」
ヒラメッキシュ先輩を見送り、少年は醤油の勉強を始めました。
しかし、調べれば調べるほど醤油の世界は奥深い。
なんだか醤油の海に溺れているような気分になってきました。
「ヘイ、ミスターヒラメク、ワラアーユードゥーイング?」
突然の英語がそんなしょっぱい気持ちを吹き飛ばしました。
少年が振り向くと、見覚えのある顔が手を振っていました。
「あ、ヒラメキメキメ君!」
同級生のヒラメキメキメ13世君です。
祖父が千利休に茶碗を黒く塗らせたことで有名な名門出身の
ヒラメキメキメ君は、ひらめき界のサラブレッドと呼ばれていました。
「ハイ!どうしたのさ暗い顔して!」
「いや、たはは、試験のことでね」
「オーウ、お悩みだね?アドバイスしてあげようか?」
「いや、大丈夫、さっきヒラメキッシュ先輩からもらったし・・・
それより君の方はどうなのさ」
少年は彼の上から目線が苦手だったので、話題を自分からそらしました。
「ああ、ぼくはね、ガチャピンかな」
「ガ、ガチャピン!」
ガチャピンは立派なひらめき天使でも難しいお題です。
間違いない、ヒラメキメキメ君は周囲から期待されている!
なぜなら、サラブレッドだから!
「それに比べて僕は醤油なんかで悪戦苦闘・・・!」
劣等感も加わってさっきよりもしょっぱい気持ちになってきました。
「これじゃ薄口しょうゆだ、くそう」
仕入れたばかりの知識で今の気持ちを精一杯表現しました。
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次回はnakayama君執筆です。どうぞお楽しみにー。
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